泉健太代表ら党役員は5月20日、連合の芳野会長はじめ連合役員を党本部に迎え、定期懇談会を実施しました。

 懇談の冒頭のあいさつで泉代表は、終盤国会に審議予定の政府補正予算について触れ、「今般の物価高に対応するには規模も内容も不十分であり、深刻な国民生活に即したものになっていない」と指摘し、「私たち立憲民主党は『生活安全保障』の観点から、政府の経済対策に対してしっかりと議論していく」と話しました。また続けてあいさつに立った連合の芳野友子会長は、7月に予定されている参議院選挙について触れ、「各地域における支援を積極的に行い、良い連携のもとで活動していきたい」と話しました。

 続けて立憲民主党側から、参議院選挙のキーワードである「生活安全保障」及びその3本柱の内容、党の目指す社会像・目標を取りまとめた「ビジョン22」の概要、当面の国会対応等について説明が行われました。また、連合側からは2022春季生活闘争の結果報告や参議院選挙に向けた取り組み状況等について説明が行われた後、双方の出席者から、これらについて活発な意見交換が行われました。

 懇談後の記者会見にて泉代表は、参議院選挙に向けた意気込みについて質問を受け、「選挙というのは戦いであり、党と連合が一体となって参議院選挙を闘っていく」と述べました。また連合の芳野会長は、立憲民主党が取りまとめた「ビジョン22」の所感について質問を受け、「素晴らしい内容であり、党および連合としても、今後はこれを地域においていかに浸透させていくことができるかが勝負となる」と述べました。

 懇談には立憲民主党から泉代表の他、逢坂誠二代表代行、西村智奈美幹事長、水岡俊一参議院議員会長、大西健介選挙対策委員長、小川淳也政務調査会長が、連合からは芳野会長の他、松浦昭彦会長代行、川本淳会長代行、清水秀行事務局長が出席しました。