逢坂誠二代表代行は6月4日、富山県入りし、「物価高と戦うキャンペーンin富山」に参加。今夏の参院選挙で富山選挙区から立候補予定の山としひろさんとともに、富山市フェリオ前と富山駅南口でシールアンケートと街頭演説を行いました。

 逢坂代表代行は、約30年前から富山に何度も来訪し、「街の変化を勉強させてもらった」と表明。しかしながら、厚生労働省が3日に発表した人口動態統計で、2021年に生まれた日本人の子どもの数(出生数)がわずか約81.1万人となり、政府が目標とする「希望出生率1.8」に及ばない結果となったことについては、「平成の30年間、自民党政権は少子化対策について、具体的なことは何もやってこなかった」と指摘。「一人で暮らすのも大変な社会の中で、結婚なんてできやしないし、子どもをもうけようという気にもなれない」という声を多く聞くとして、「この30年間、日本では賃金が上がらず、そして物価高。政府が取るべきことは、国民の暮らし、生活を保障する対策をすることだ」と訴えました。

 山としひろ候補予定者は、「物価高シールアンケート」の結果について、富山はもともと「車両維持費が全国的にも高いのですが、ガソリン価格の高騰が生活を脅かしていることが改めて明らかになった」と述べました。さらに、「農作業用の軽トラックなどの燃料代、肥料代の負担が大きくなっている」と指摘し、「富山は寒冷地でもあることから、冬の暖房器具の灯油代、電気代なども含め、法律によって物価高騰対策を取ることが急がれます」と強調しました。

(山としひろツイッターより)

山としひろ事務所開所式

 同4日午後、富山市千代田町で「山としひろ事務所開所式」が開催され、逢坂代表代行、富山県連所属の多くの自治体議員、連合富山から浜守会長が来賓として出席しました。

 逢坂代表代行は、「自民党が強い富山で、少しでも風穴を開けないと、本当の意味での国民のための政治は実現しない」として、「富山の山」への支持拡大を参加者に呼びかけました。

 山としひろ候補予定者は、「逢坂さんは町長を経験され、私は自治体議員を経験してきた。自治体では、数千円、数万円単位のことまで苦心して住民のために予算を支出していく。しかし、国では、防衛予算をGDP比2%以上などと、つまりは5兆円を11兆円にすることを何の積算根拠もなく言っている」として、自民党一強政治に対峙していく決意を訴えました。

団結がんばろー