第54回政調審議会が6月9日、国会内で開催されました。
小川淳也政務調査会長は冒頭のあいさつで、同9日午後の衆院本会議での細田議長不信任決議案・岸田内閣不信任決議案の採決をふり返り、「私はなぜ、この(細田)議長や(岸田)政権を信任するのかわかりません」と述べるとともに、立憲民主党提出の不信任案への採決を退席した党を念頭に、「信任とも不信任とも、態度を明らかにできないのは情けない」と批判しました。
その上で、「この政権与党と、明確に対峙し、本気で対決しようとするのは立憲民主党であることが明らかになった」と熱く訴えました。
■報告事項
(1) 今後の政策案件の取り扱いについて
(2)各部会・調査会等からの報告
・環境エネルギー重点政策等の温室効果ガス削減目標について
・わが国の農林水産業を守る生産資材高騰対策と食料安全保障の確立を求める緊急要請
■審査事項
【議員立法登録・審査】
(1)新型コロナウイルス感染症対策検証委員会法案/国会法の一部を改正する法律案:賛成することが了承された。
【議員立法審査】
(1)消費税の減税その他の税制の見直しに関する法律案:賛成することが了承された。
(2)多文化共生社会基本法案:賛成することが了承された。
【議員立法登録】
(1)地方議員買収防止法案(公職選挙法の一部を改正する法律案):登録することが了承された。
(2)環境エネルギー未来世代委員会法案:登録することが了承された。
【政策審査】
(1)政府・日本銀行の共同声明(アコード)の見直しのあり方について:了承された。
【政調審議会】小川政調会長「政権与党と明確に対峙するのは立憲民主党」
2022年6月9日