西村智奈美幹事長は6月11日夕刻、熊本県入りし、出口慎太郎候補予定者の「総決起集会」に参加。同集会は、屋外の熊本市中央区にある辛島公園で開催され、党熊本県連合所属の自治体議員、連合熊本会長、出口候補予定者の友人もマイクを握り、雨が降る中、多くの皆さんが参集しました。

 西村幹事長は冒頭、「出口慎太郎さんのために、本当に多くの方に、温かい心を持ってお集まりくださったことに、心から御礼を申し上げます」と謝意を表明。その上で、物価高の中で「6月15日に支給される年金額が0.4%引き下げれる」ことに怒りをあらわにしました。

 また、アベノミクスで「大都市が儲かれば、いつか地方にも恩恵がくると信じ込まされて10年が経ちましたが、何も変わっていない」と指摘し、「イーロン・マスクさんが言うまでもなく、このままでは日本は人口減少で消滅してしまいます」と強調。「権力にしがみつく自民党政治のおごり」からの転換を、出口候補予定者に託してほしいと訴えました。

 出口候補予定者は、自身の地元が過疎地域に指定されたことを踏まえ、「第一次産業を守り、持続可能な地域社会をつくります」と決意表明。また、自身も3人の子どもを育てているとして、「最大の景気刺激策は子ども・子育て支援」「人への投資」だと強調。その上で、「何かを判断するときは、次の世代、子どもたち世代にとって、どちらがよいのか」を基準に、政治を行っていく決意を訴えました。

 総決起集会後、サンロード新市街アーケードにて、西村幹事長、出口候補予定者は「物価高アンケート」を行いました。記者団の取材に対し、西村幹事長は「全国的に物価高を感じておられる人がいる」と述べ、出口候補予定者は「これでは地方経済がもたない」と述べました。