西村智奈美幹事長は6月16日、長崎市内で「物価高と戦う全国キャンペーン」に参加。白川あゆみ候補予定者、山田勝彦衆院議員らと街頭に立ちました。

 白川候補予定者は、3年前の参院議員で惜敗した後、翌日から県内各地を回りさまざまな方の話を聞いてきたと語り、その中で生活に不安を感じている人が多くいたと話ました。そして「困り事を解決したい、暮らしの中の不安を1つでも2つでも安心に変えていきたい」「愛する故郷・長崎を元気にするために、どうか皆さんの声をお聞かせください」と訴えました。

 「皆さんが諦めている、そんな未来を私は変えていきたい。そして今、子どもたちが描く未来も、もっと希望に満ちあふれ、好きなだけ学ぶことができ、なりたいものになれる社会を作っていくことが大人の責任」だと力を込めました。

 西村幹事長は、「今回の物価高は言ってみれば人災」と語り、アベノミクスで大量のお金がばら撒かれたが、豊かになったのは大手企業だけで、トリクルダウンを待ち続けて今年でもう10年目だと指摘しました。

 さらに、他の国では物価が上がっているが賃金もあがっており、30年にわたり賃金が増えていないのは先進国の中で日本だけだと語り、「悪い物価高以外の何ものでもない。皆さんの生活を圧迫し、子どもたちの未来を奪う物価高は、本当に深刻な状況」だと指摘しました。

 そして、政府・自民党は成長する分野に国がお金を使わず、子どもたちの教育や働く人たちの賃金が上がるような政策をやってこなかったと指摘し、この政治を変えようと訴えました。

 白川候補予定者について西村幹事長は、「毎日一人で地域を歩き続けてきた。自分の耳で皆さんの声を聞き、自分の目で皆さんの暮らしを見て対話をしてきた」と語り、「皆さま力をお貸しください」と支援を求めました。