西村智奈美幹事長は、第26回参議院議員通常選挙が公示された6月22日、新潟で森ゆうこ候補の応援演説を行い、「一人ひとりの命と暮らしを守り、未来の子どもたちに希望を作っていくための戦い」だと訴えました。

 「物価が上がり、働く人たちの賃金は下がり、年金も下がっている」「生活圧迫以外の何者でもない」と厳しく指摘しました。アベノミクスの10年間が日本経済をズタズタにしたと語るとともに、その結果として現在の急激な円安があると指摘。岸田総理はロシアのウクライナ侵攻を理由にしているが、昨年秋から物価が上がっていたと述べ、無為無策の岸田政権を追及しました。

 さらに自民党の茂木幹事長が、この参院選後、3分の2の議席を獲得することを前提に改憲すると踏み込んだ発言をしたことを取り上げ、防衛費倍増に懸念を示すとともに、社会保障や年金、子どもたちへの給付などが減らされるのではないかと懸念を述べ、「決して認められない。この参議院選挙で一人ひとりの意思をしっかりと示していこう」と訴えました。