男性も女性も生きやすい世の中を作るため
候補者の半分以上を女性候補者に
皆さん、おはようございます。たくさんの皆さまにお集まりをいただきました。この青森市内、私も参議院選挙第一声、この青森でさせていただくことを決めました。私たち立憲民主党は今回、参議院選挙の候補者の半分以上を女性候補者。新しい時代を始めたい。もっともっと女性の声を国会の中で反映させることによって、男性も女性も生きやすい世の中を作っていきたい。生活課題をもっと政治の中で改善をしていきたい。その思いで、国会で先頭に立つたなぶまさよさんの応援にかけつけさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
地方の声を大切にし、人と農業を大切にし、 漁業や林業を大切に持続可能で自然豊かな日本を
そしてもうひとつは、たなぶまさよさんが常に地方の声を大切にし、人と農業を大切にし、漁業や林業を大切にし、持続可能で自然豊かなこの日本をつくりたいと青森から常に訴えているからこそ、地方を大切にする、人を大切にする立憲民主党として、この青森からスタートさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
ただいま先に演説をいただきました、われわれ立憲民主党だけではない、青森に集う各党各会派、また連合青森の皆さま、本当にご協力いただきまして、いい戦いの構図、また陣営をつくってくださいました多くのたなぶを支える、まさよを愛する皆さまも含めて、この態勢ができましたことに、心から感謝を申し上げます。
立憲民主党は、「物価高と戦う」
そして皆さん、物価上がってますよね。本当に物価上がってませんか、お母さん、ねえ。それに加えて年金ですよねえ。下がりましたよねえ。本当に生活大変です。ただね、皆さん、まだ先月ぐらいの時、国会で物価高のことを真剣に扱っている政党がなかったんです。政権だってあまり関心を示していなかった。その証拠が日銀黒田総裁、「円安は日本経済にプラスである。まったく是正する必要はない」という考えでしたよね、皆さん。でもわれわれ立憲民主党は、そうじゃないと思った。そんなはずはないと思った。だって、日本経済、そりゃもうける輸出産業もあるかもしれないけれども、それだけで日本経済を見ちゃいけない。皆さんの家計、皆さんの懐があるじゃないですか。それを無視していいわけがない。日本経済を、あなたの家計、あなたの貯金を無視して考えるような、そんな政治じゃいけない。皆さん、そう思いませんか。
だから私たちは、立憲民主党は、「物価高と戦う」と言い続けてきた。そして「岸田インフレだ」と言ったんです。それぐらいにもっともっと皆さんに強い言葉で訴えていかないと政府が変わらない。日銀が変わらない。そう思ったからわれわれは繰り返し繰り返し、この物価高は多くの国民にとってマイナスになるんだ、このことを訴えてまいりました。
皆さん、変わってまいりましたよ。変わってきたと思いませんか。この参議院選挙の争点が物価になってきたじゃないですか。もっともっと皆さん声を上げましょうよ。声上げていこうじゃありませんか。
今、政府はとうとう物価高対策の本部をつくりました。これおそらく立憲民主党が言っていなかったら、そこまでのことはやっていなかったと思います。そして皆さん、今日新聞を見たら、日銀の青森支店長が新しく就任したという記事が載っていました。その支店長は「円安と物価高を注視する」とコメントを出されました。つい前の日銀総裁が言っていたこととがらっと変わってきたじゃないですか。ついこの前までは「円安は日本経済にプラスだ」としか言ってなかった。その日銀が青森支店長をして「円安と物価高を注視する」と言い始めた。野党が声を上げれば変わるんですよ皆さん。もっともっとこの選挙でたなぶまさよさんを応援して声を出そうじゃありませんか。その戦いなんです。
燃料代、肥料・飼料など 生産資材の高騰対策を強化
農家の皆さんも大変じゃないですか。まさよさんと私は、この青森県内を一緒に視察しました。農家の方からは、燃料代が上がって大変、そんなお話も伺いました。肥料、飼料も上がって大変。そして野辺地の漁協に行けば、ホタテが、どんどん生産が落ちてきて大変。これは地球温暖化の影響だそうですね。生態系が変わってきている。そんなお話も伺いました。そういう中で、皆さん、政府は大間違いをやりましたよね。水田活用の直接支払交付金、この政策を急にガラッと変えて、農家の皆さんが、その交付金があると思っていたのに、急に取りやめるなんて言い始めた。とんでもないと思いませんか、皆さん。この怒りは、青森だけじゃない東北各地からどんどんどんどん今沸き上がってますよ。何が「聞く力」ですか。全然聞いてくれてません。ぜひ皆さん、この水田活用の直接支払交付金、たなぶまさよさんが、ねえ、予算委員会で取り上げたじゃないですか。法律も出したじゃないですか。その法律の通りに進めていけば、多くの農家が救われるんです。どうかそのたなぶまさよを再び国政に送り出していただけないでしょうか皆さん。うれしいうれしい拍手を本当にありがとうございます。
そうなんです。たなぶまさよの議席は農家を、青森を、地方を守るための議席なんです。総理に何も言えない与党議員の集まりではなんにもならない。皆さん、今必要なのは緊張感のある国会。与党にものを申せる、たなぶまさよを先頭とした、本当にこの緊張感のある国会なんです。論戦のある国会をつくらなきゃいけないんです。どうか皆さん、私たち立憲民主党、この青森からスタートできたことを誇りに思います。私はこの18日間の選挙戦でもう1回青森に来るのは難しいかもしれない。でも皆さまに託したいと思うし、今日皆さまの拍手をいただいて、それが皆さま、たなぶまさよと一緒に戦っていただけるということを確信をいたしました。どうかどうか一緒に、一緒に歩んでいただけないでしょうか。
おかしな政治を変えていく おかしな政治を変えねばなりません。ウクライナ情勢にかこつけて、どんどんどんどん軍備、軍備ばっかりに行く政治は、やはり抑えていかなければいけません。立憲民主党は安全保障に責任を持ちます。必要な防衛力は整備をする。しかし皆さん、防衛費だけ2倍にしたら国家予算はどうなりますか。農業予算はどうなりますか。教育予算は。災害対策は。バランスの取れた国家予算が必要じゃないですか。安全保障は大事。われわれも真剣に取り組むし、私もこの参議院選挙が終わったら、三沢の基地も訪問したいと思います。真剣にこの国の防衛政策を担っていきたい。しかし防衛費だけ2倍にするなんていうのはやっぱりあり得ないんですよ、皆さん。あくまでバランスの取れた落ち着いた安全保障政策。立憲民主党はそれを訴えています。どうか託していただきたいと思います。
そしておかしな政治と言えば、自民党は二つ、大きな誤りを犯し、そしてまだ岸田総理は決断をしていません。一つ、文書通信費ですよ。今国会で結論、けじめを付けるはずだった文書通信費、自民党が先送りをしたんですよ。皆さん、けしからんと思いませんか。ぜひこのこと、野党が勝って、もっともっと声を上げていきましょう。
そしてもう一つは、あの静岡のパパ活議員ですよ。とんでもないじゃありませんか、皆さん。あのパパ活議員がもし6月までに辞めなかったら、ボーナス280万円以上、夏のボーナスが出るんですよ。岸田派のホープに。ほったらかしていていいんですか、こんなの。どうか皆さん、怒ってください。
まだまだ変えなきゃいけないことがある。たなぶまさよにその声を集めてください。私たち立憲民主党も皆さまの先頭に立ってがんばってまいります。どうか力をかしてください。よろしくお願いいたします。がんばりましょう皆さん。がんばりましょう。