長野選挙区・杉尾ひでや候補は6月22日、松本市で「出陣式」を開催。逢坂誠二代表代行も応援に駆けつけ、多くの「市民と野党」の皆さんが結集しました。

杉尾ひでや候補 活力ある信州を

 杉尾ひでや候補は、6年前に立候補した際、安倍総理(当時)が松本駅前に来て「落下傘より○○さん」とレッテルを貼り、「口撃」されたエピソードを紹介。「たしかに私は、東京から来た“よそ者”だが、それ以来、6年間、市民と野党の共闘、連合の皆さんにも支えられ、信州・長野のために活動してきた」と述べ、Uターン・Iターン・Jターンを推進し「中山間地域を守り、活力ある信州をつくる」と訴えました。

 さらに、与党候補が「野党議員では自分たちの住む町が災害で甚大な被害に遭っても十分に政府に伝わらず、復興予算の確保につながらない」と発言したことを「利益誘導」だと怒りを表明。去年8月の大雨で橋が被災し、運休していた松本市のアルピコ交通上高地線について、杉尾候補は「すぐに労組の皆さんから連絡を受け、現場にかけつけ、国交省に申し入れを行い、全線開通にこぎつけることができました」と涙ながらに訴えました。

逢坂代表代行 国会の緊張感には杉尾さんが必要

 逢坂代表代行は、杉尾候補について、「テレビのキャスターをやられていた方だから、物腰柔らかい方なんだろうな」と思っていたが、「激しく(安倍総理を)追及、追及、追及してきた」と述べ、「今、必要なのは、杉尾さんのように、国会に緊張感を作り出せる人だ」と訴えました。

 さらに、岸田総理が表明した「節電ポイント」について、「たかだか数十円」と批判。昨年から一般的な家庭で電気代が1000円から2000円値上げしているにもかかわらず、「これが岸田総理の物価高対策と言うなら、Noと言わざるを得ない」として、立憲民主党の掲げる「生活安全保障」こそ実行すべきと訴えました。

 「出陣式」の後、杉尾候補、逢坂代表代行は大雨の中、諏訪湖畔の下諏訪町でも街頭演説を行い、多くの「市民と野党」の皆さんが結集しました。