水野もとこ候補は、第26回参議院議員通常選挙が公示された6月22日、神奈川県横浜駅前で西村智奈美幹事長らとともに演説しました。28年間JAXA(宇宙航空研究開発機構)で働きながら、中2男子と小5女子を育ててきた母親であると自己紹介。今回の参院選挙を「国民生活と子どもたちの未来を守るための皆さまと一緒の挑戦だ」と位置づけ、「物価を下げる。国民生活を守る。子どもたちに戦争に行くかもしれない時代を残していくことはできない」と強く訴えました。

 日本社会の現状に関して「30年給料が上がらない先進国は日本だけ。一方、コロナ禍でも株で大儲けをしている人が出ている。この歪んだ政治や税制度を変えていく。コツコツ頑張る人やコツコツ節約して家計を守る人が頑張ってきた人だと報われる社会を取り戻してく」とあるべき政治の方向性を示しました。特に教育費の高さについて「実は海外では大学まで無償の国がたくさんある。少子高齢化対策と言う形だけの今の政治を変えていく。教育費は大学まで所得制限のない無償化を提案している」と訴えました。

 ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、政府与党が国防力強化を強調していることについて「武器の技術は上がっているから武器をたくさん買ったところで抑止力にならない。5兆円の防衛費増強の半分以下(の予算)で大学までの教育費を無償化できる試算も出ている。そのどちらがいいのか。どれくらいのバランスをとるかの議論ができないのが今の国会だ」と国政のあり方を批判しました。「国際的視点から古くて歪んでしまった政治を変え、生活の笑顔と子どもたちの未来を守っていく」と決意を表明しました。

 西村智奈美幹事長は、自民党の茂木幹事長が参院選後に改憲に踏み込むと発言したことについて「そもそも憲法は、主権者である皆さんが権力を持っている側を縛るためのルール。権力を持っている側が自分たちの好きなようにルールを変えてもらいたいと言うようなものではない」と茂木幹事長の不明を断じました。「この危うい政治にまったをかけることができるのが私たち立憲民主党。そして水野もとこ候補だ」と訴え、強く支援を呼びかけました。演説会には、阿部知子神奈川県連代表、後藤祐一、早稲田夕季の各衆院議員、那谷屋正義、牧山ひろえの両参院議員、地方自治体議員が応援に駆け付けました。