参院選公示から最初の日曜日を迎えた6月26日、東京都選挙区では松尾あきひろ公認候補が泉健太代表と秋葉原駅前、池袋東口で支援を訴えました。

 秋葉原での街頭演説で、弁護士として仕事をしてきた松尾候補は、事務所が万世橋を渡ってすぐのところにあることから、秋葉原のメイドカフェ、コンカフェ(コンセプトカフェ)、同人誌を販売している人たちの代理人としての仕事も多くやってきたと語りました。

 秋葉原には、表現の自由に関心の高い人も多いとして、表現をする側の立場に立って仕事もしてきたからこそ、漫画やゲームの規制を慎重に行うのはもちろん、あらゆる表現の自由を守っていく立ち場だと表明しました。

 皆さんの暮らしが何よりも大切、皆さんの給料を増やすことが何よりも大切だと語り、あらゆるものが高くなっているインフレや物価高に対し、自民党は無為無策だと指摘。岸田総理が「物価高騰は、ロシアによるウクライナ侵略によって引き起こされている」と述べたことに、「まったく他人事。こんな他人事の政治で皆さんの家計や使えるお金が減って大変な状況にあることに向き合えていない。変えていかないといけない」と訴えました。

 物価高への対策として、支援金や政府が決められる価格を下げていくなど、当たり前のことを当たり前にやることで「岸田インフレ」と戦っていくと述べました。

 泉代表は、松尾候補について、1万人の人たちの悩み・相談を受け、解決してきた弁護士だと紹介。東京選挙区では有名人・著名人・タレントの候補者が多く、また参院副議長の小川敏夫議員が今期で引退するが、弁護士であることから、東京からは「政策力を感じる一議席をぜひ皆さんには選んでいただきたい」と、松尾候補に小川議員の議席を引き継がせてほしいと訴えました。

 池袋東口での街頭演説では、芳野友子連合会長もマイクを握りました。6月23日から沖縄入りし、同日慰霊の日を迎え、翌日には戦跡や資料館などを回ったと語り、そこで目にしたものは、今ウクライナで起こっていることと同じだと述べ、「命が何よりも優先されなければならない」「人権は尊重されなければならない」と指摘。国会は一強ではなく、しっかり論戦し、健全な民主主義で課題解決をする場でなくてはならないと語り、「そのためには、立憲民主党の松尾あきひろさんに是非国会に来ていただかなければならない」と支援を訴えました。

 さらにウクライナのような問題が起きた時に弱い立場の人たちが犠牲になると語り、「女性や子ども、民間人が多く犠牲になっている。私たち労働組合ではこうした問題について改善していくには限界がある。やはり政治の力が必要」だと述べました。