参議院東京都選挙区に立候補している立憲民主党公認の松尾あきひろ候補は6月28日、泉健太代表、山岸一生衆議院議員を応援弁士に迎えて三鷹駅北口で街頭演説を行いました。

 演説の中で泉代表は、最近の円安や物価高への対応をめぐって、生活者目線ではない自由民主党と、生活者目線の立憲民主党という2党の姿勢の違いがはっきり見えてきたと強調。「円安放置の黒田日銀総裁、岸田総理にもう一人加わりました。自民党の茂木幹事長です。物価が上がっているので野党が時限的にでも消費税を下げるべきではないかと提案したときに、茂木幹事長は『消費税率を下げたら、年金を3割カットする』と言ったんです。とんでもない。なんという冷酷な考え方だ」と指摘するとともに、「立憲民主党は生活者目線で自民党とがっぷり四つに組んでこれからも戦っていく」と述べました。

 松尾候補は、「弁護士として弱い人の力になりたいという一心で1万人以上の人々の悩みに寄り添い、不安と向き合い、社会の理不尽とたたかってきた。しかしやればやるほど、政治の力で社会を変えなければいけないと思うようになった」と今回の参議院議員選挙への立候補の動機を説明。「今日、武蔵境駅前では、物価が上がり、年金は切り下げられ、67歳で派遣切りにあったがこの年ではもう新しい仕事は見つからないという方の話を聞いた。これが今の声なき声だ」「自民党は大企業にお願いして給料を上げようとしているが、そんなことで上がるはずはない。最低賃金を引き上げるべきだが、自民党がやらないのは、それをやると給料が上がってしまうと分かっているからだ。政治がやるべきことをやれば給料は上がる。若者が結婚して子どもを生み育てようという未来に希望を持てるような世の中にしなくてはならない」などと訴え、力を貸してほしいと呼びかけました。

松尾候補を応援する山岸一生衆議院議員