参議院山梨県選挙区の宮沢ゆか候補は7月1日、甲斐市内で個人演説会を開催。野田佳彦立憲民主党最高顧問や蓮舫参院議員も応援弁士として登壇しました。

 宮沢候補は6年前の参院選で初めて国会に送り出してもらったことに謝意を述べたうえで、この間の議員活動について「この6年間、私が国会で見てきたものは、残念ながら決して自慢できるようなものではない風景だった。改ざんや隠ぺい、森友や加計学園、現職の総理大臣が100回以上うそをつく。予算委員会に出ると、すぐそこで安倍総理がそっくり返って、野党の議員にやじを飛ばす。そんな姿を見て、やっぱりもっと野党が強くならないといけないなと、そんな思いの6年間だった」「新型コロナウイルスの感染拡大では、保育・医療・介護などの現場が大変な苦労を経験する一方で、国のコロナ関係予算の使い方には不信感が募った」と振り返り、「この選挙を通して、私は絶対に国会に戻って、皆さまの命と暮らしを守る政治をしたい。子どもたちや高齢者、障害者、皆さまのために、働く者のために、精一杯働きたい」と決意を表明しました。

 野田最高顧問は、コロナ対策での布製マスク全戸配布事業やワクチンの調達での不明朗な予算執行などを例に挙げながら、「野党がもっと力を付けて、緊張感のある政治を作り出して、こんなおかしなことは許さないようにしなければいけない」と指摘。一方、宮沢候補が子育て支援の政策づくりに精力的に取り組んできたことを取り上げ、「もはや立憲民主党の中では第一人者になってすばらしい活躍をしている。少子化が進むなかで、子どもをもっと大切にしなくてはならない。その子どもに社会が学びと育ちの後押しをする、そういう国にしなければいけない。その先頭に立つことができるのが宮沢さんだ」と述べ、支持を訴えました。

野田佳彦最高顧問

 蓮舫参議院議員は、「東京都選挙区も結構厳しいが、私は全国で頑張っている仲間を一人でも多く参議院に戻してもらいたい」と述べた上で、特に宮沢候補について「この6年間、めざましい活躍をした。教育の大切さ、育児の大切さ、子育て支援に力を入れ、通常国会では参議院文部科学委員会筆頭理事を務めた」とその活動ぶりを紹介し、同じく支持を訴えました。

蓮舫参議院議員

 連合山梨の佐々木琢郎副会長、輿石東元参議院副議長も登壇し、応援演説をしました。