東京選挙区から立候補している松尾あきひろ候補は7月3日、池袋駅西口で街頭演説会を開き、参院選で政治を変えようと訴えました。この街頭活動には長妻昭衆院議員(東京都連会長)、山岸一生、鈴木庸介両衆院議員をはじめ、多くの自治体議員も参加しました。

 松尾候補は、自身が政治の世界に進むきっかけについて、「友人が40歳で過労で亡くなった。今でも毎年200人近くの方が過労で亡くなっている。何千人と悲しい思いをしているのに政治がそれに向き合わない。何ら有効な手を打っていない。これは自分でやるしかないと思った」と話し、政治家としてこの問題にしっかりと取り組む決意を述べました。

 インフレ、物価高について、「毎日毎日、物の値段が上がっている。7月に入って、また2千品目もの物の値段が上がった。しかしこれに対し岸田政権は何も手を打とうとしない。家計は物価高を受け入れているとか、ロシアとウクライナの戦争せいにするなど、全く他人事になっている」と現在の自民党政治を批判し、「声なき声に向き合っていかなくてはいけない。この政治を変えていかなくてはいけない」と訴えました。 

 長妻議員は年金について、「これは若い人も関係ない話ではない。みんないつかは年寄りになる。政府の方針では、基礎年金が今後3割下がる。将来に不安があるときに、政治は、国民の皆さんが便利に変えたり使うものだ。将来の不安が大きいと思えば自民党を減らして立憲民主党を増やさないと。このまま自民党が大勝すれば、『国民は物価高を受け入れている』ということで終わってしまう。皆さんが、自民党の議席を減らして、立憲民主党を増やせば、少しは政府・自民党も聞く耳を持つことになる」と、立憲民主党への支持を求めました。

 そして長妻議員は、「今、野党か与党か分からない政党が増えている。立憲民主党は、この東京で地盤を固めて、全体を引き上げていかなくてはならない。ぜひ松尾明弘に投票をお願いします」と訴えました。

演説終了後には、松尾候補が中学からバレーボールに打ち込み、東大バレー部ではセンターポジションをつとめた経験から、「千本レシーブ」と銘打って、会場の参加者らと直接の質疑応答を行いました。