奈良県選挙区から立候補しているいおく美里候補は7月4日、王寺駅前で街頭演説を行い、演説に聞き入る支持者、聴衆に向けて、皆さんの力を託してほしいと訴えました。

 いおく候補は、この物価高、インフレで国民生活が苦しくなっていることに、「岸田総理のポスターには『決断と実行』とあるが、年金を下げる決断をしてそれを実行していくのが自民党だ。このような政党に、このまま政権を任せて安心だとどうして言えるのか。このまま自民党に任せてしまえば、その結果出てくるのは、がまんがまんの夏だ。国民にがまんを強いた結果、やってくるのは大不況だ。そんな日本にしたくない。自民党ができないといった消費減税と年金の上積みをしっかりと進めていく」と強調しました。

 いおく候補は、「奈良県がどんどん弱っていく。日本の国力が弱くなっている。戦争することを心配してどんどん軍事費を増やし、他国から攻められる心配もある。本当は子どもを産みたいと思っているが産めない国になってしまう。農家の方が、本当は継続して農業を営みたいのに続けられず、今や全国の耕作放棄地が、奈良県の面積よりも広くなり、放棄された土地が国内に広がっている。こうしたことに対策を講じていきたい。外に危機を感じるときは、内側が痛んでいる証拠だ。こんな国したくない。この参院選を、奈良県の痛みを、日本の成長の阻害を直し、変えていくチャンスにしたい」と述べました。

 そして、「国難のこの時期に、国政選挙がある意味、意義をしっかりと国民の皆さんにお伝えしていく。私に皆さんの力を託してほしい」と訴えました。