神奈川県選挙区から立候補している水野もとこ候補は7月6日、JR川崎駅前で街頭演説を行い、応援に駆け付けた小川淳也政調会長とともに、自民党政治を変えていくと訴えました。この日の街頭活動には、早稲田ゆき衆院議員、牧山ひろえ参院議員をはじめ、多くの自治体議員も参加し、それぞれ水野候補への支持を訴えました。

 水野候補は、「神奈川県は、沖縄県に次いで米軍基地の多い県だ。だから私たち神奈川県民は、平和を守る声を日本政府に、世界に向けてあげていかなくてはならない。政府自民党は、防衛費の増額に加え、核シェアリングとか敵基地攻撃能力とか言っているが、これは戦争のリスクを高めているのではないか」と、政府の進める防衛政策に疑問符を付けました。

 また水野候補は、「物価が上がっているのに年金が下がる状況に対し、年金の上乗せや消費税率の5%への時限減税を推進したい」「少子化が止まらない。年金、医療、介護制度が不十分だからと悩み、教育費が高く、子育て環境で悩んでいる方が多い。だから給付型奨学金、教育費の無償化などを提案している」と自らの政策を述べ、国会へ送ってほしいと訴えました。

 

 小川政調会長は、維新の党の政策について、「将来の道州制が導入されたときには、州都として関西全体を引っ張る街として残さなければいけない。大阪都構想による大阪市の解体は間違いだ」「身を切る改革は必要だが、保健所を1カ所に削減したりすることは間違っている。公共を底上げしなくてはいけない。府民生活を切ることは間違っている」とまず指摘しました。また、大阪へのカジノの誘致については、「競輪や競馬などは公営であり、収益は公益に使われるが、カジノは海外の事業者が収益の多くを海外に持っていくものになる。日本国民の国富が吸い上げられるシステムをなぜ作るのか」と問題視し、維新の党が進める政策を批判しました。

 小川政調会長はさらに、「野党が乱立、分裂している状況を必ず立て直していく。その時軸になるのは立憲民主党だ。水野候補とともに皆さんに選択肢を作っていく。水野候補への応援と叱咤激励をいただきたい」と一層の支持を求めました。