参院長野選挙区・杉尾ひでや候補は7月6日、西村智奈美幹事長とともに自身の選対事務所前で街頭演説会を開催。夜には個人演説会を開き、小川淳也政務調査会長らから激励を受けました。「一強支配。政府は野党の言うことを聞かない。このままの政治で良いはずがない。何としても信州・長野県、日本を変えたい。変えなければいけない」と訴えました。

杉尾ひでや候補

 1期目を振り返って杉尾ひでや候補は、「6年間の国会活動を通じて、一強支配・一党支配でこんなに政治が歪むものなのか。実際に国会議員になって本会議場の中に入って、それを痛切に感じた」と明かしました。「無駄使いを追及してもはぐらかし、ごまかし、そして逃げる。不祥事も数限りなくあった。とにかくウソをついても、公文書を廃棄しても、何が何でも政権を守る。今回の物価高もそうだ。岸田総理に何を聞いても自己弁護だけ。国民の暮らし、1人ひとりの生活、命に今の政治が真正面から向き合っているとは到底思えない」と政治の現状に警告を発しました。

 特に自公政権の特徴について、「権力から遠い声に耳を貸さない政治だ」と断じました。その象徴が山際大志郎経済再生担当大臣による「政府は野党の言うことは一切聞かない」などとした発言だと述べました。「長野県民の代表として、国政に出ている。私の言うことを聞かないということは、長野県民の言うことを聞かないと同義だ」と山際大臣の政治姿勢を痛烈に批判しました。「権力から遠い声に耳を傾けない。こういう政治を続けて、みんなが幸せになれるだろうか。もう一度私たちは、この国の政治のあり方を問い直す必要がある」と訴えました。

 長野県内の市町村をくまなく回っている杉尾候補は、「人口減少と過疎化の中で本当に地域の維持自体が極めて危なくなっている。こうした現状に対して、政治が何も手を打てていない」と厳しく指摘しました。「このままズルズル後退を続けることを看過できない。何としても信州・長野県、日本を変えたい」と力を込めました。そのためには、「与党と野党を選挙で拮抗させ、チェック・アンド・バランスを働かせて初めて政治に緊張感が生まれる。野党が負けたら自民党の言うがままの政治になってしまう。私はそれを決して許さない。まっとうな民主主義と暮らしと命のために力を貸してもらいたい」と自身への投票を呼びかけました。。

西村智奈美幹事長

 杉尾候補の1期目の活躍ぶりについて西村幹事長は、「皆さんの生活がかかっている予算や法案を審議する国会では、本当のこと、真実を追及しなければいけない。それが国会の責任だ。杉尾ひでやさんは6年間、その仕事を愚直に果敢にやってきた。参議院の予算委員会や決算行政監視委員会で質問することは度胸のいること。この国のトップリーダーに対して、『これおかしいのではないか』『ぜひこうやってもらいたい』と主張するという大きな責任を負った仕事だ」と説明。現在の戦況について「激しい選挙を戦っている。あと3日と数時間でこの国、信州・長野の方向性が決まってくる。杉尾ひでやさんに皆さんの貴重な一票を投じてもらいたい」と訴えました。

小川淳也政務調査会長

 杉尾候補の国会質疑について小川政調会長は、「非常にキレがある。味がある。コクがあるのに花がある。杉尾さんを置いて右に出る者はいない。それは技術でも芸術でもない。杉尾さんの心の奥深くにある大変な正義感、大変な共感する力、理想を追い求めるエネルギー、これがたまたま国会質疑に表現されたもの」と評価しました。長野選挙区が全国でも最激戦区だと指摘し、「日本の宝である杉尾さん。この戦いが崩れたら、おそらく日本の民主主義は死に向かって行く。そのぐらいの危機感、危惧を抱いている」と述べました。「明るさとパワー、素晴らしい技術、国会と言う言論空間の中に今一度、杉尾さんを送り出してもらいたい」と強く訴えました。個人演説会では、小山展弘衆院議員をはじめ各界の代表者から応援メッセージがありました。