石川ともひろ候補は7月7日、札幌市内で開いた街頭演説会で、応援に駆け付けた西村智奈美幹事長、蓮舫参院議員とともに、支持者らに訴えました。おおつき紅葉衆院議員も駆けつけ、支持を求めました。

 石川候補は、「自民党は、岸田総理や茂木幹事長が来て地元企業を締め上げている。しかし、人間は締め上げるものではない。だから経済が上向かない。働く者の賃金を締め上げて給料が下がっているから日本経済が上向かない。大企業中心に内部留保ばかりが積み上がり、これを給料に回すために法人税の改正を行わないといけない」と話し、給料を上げる政策を進める考えを示しました。

 石川候補はまた、消費税減税にも言及し、「物価高騰のなか、世界の90以上の国で消費税減税を実施している。日本もできないことはない。これを岸田政権に求めるには、この選挙で、国民が怒っていると示すことが大切だ」と述べ、立憲民主党へ、そして自身への支持を訴えました。

 蓮舫参院議員は、「私も参院選の東京選挙区の候補者だが、いてもたってもいられなくて、昔からの仲間であり、政治を変えようと志を同じくしてきた石川候補の応援に駆け付けた」と述べたうえで、岸田総理について、「物価高が止まらない。円安が止まらない。政治が何かをしているという動きも見えない」と厳しく批判したうえで、「岸田総理のポスターには、決断と実行とあるが、何を決断し、何を実行したのかと聞きたい。何もしないでただ選挙の応援をしているだけなら、そういう政府はいらない」「消費税の話をすると、年金を3割カットすると国民を恫喝した茂木幹事長に質してほしい」と話し、何もしない岸田総理に対し、皆さんで声を上げてほしいと訴えました。

 西村幹事長は、今国会で大きな勢力を持とうとしている政党があるとして、「その政党は自民党の補完勢力だ。内閣不信任決議案に反対をするような政党が、予算のムダ遣いのチェックをできるのか。私たちは是々非々で筋を通す政党だ」として、国会で自民党とその勢力が伸びることを阻止しようと訴えました。

 そして西村幹事長は、「この参院選で、私たち立憲民主党、石川候補を勝たせてもらうことが皆さんの暮らしを、命を守ることに直結した即効薬だ」と声を強め、いっそうの支持を求めました。