第26回参院選挙投開票日の7月10日、長野選挙区現職の杉尾ひでや候補は、2期目の当選確実の報を受け、あいさつと記者団への取材に応じました。

 「こんなに早く当選確実が出るとは思っておらず、心の準備ができていなかった」と杉尾候補。18日間の長い選挙戦を戦い抜いて「何度もこの選挙戦の期間、もうだめかもしれないと思ったことも正直いってございます。特に中盤戦は声が出なくなりまして、本当に追い詰められた状況でありました」と感想を述べました。杉尾候補は、「皆さまが叱咤激励や応援をしてくださり、最後の最後までお支えいただいたこと。本当にその結果が今回の2期目の当選という結果に結びついた。これはとても自力で勝てた選挙ではない」と長野県民や関係者や家族に向けてお礼を述べました。さらに杉尾候補は、「信州長野県の投票してくださった方、もちろん投票してくださらなかった方も含め、私は皆さんの思いに応えなければいけません。そして皆さんの代表として、これから引き続き6年間、この地元での活動で、信州長野県の代表としてふさわしい行動を政治家として取ってまいる決意だ」と力を込めました。

 選挙戦の振り返りと勝因を記者団から問われ、杉尾候補は安倍元総理が銃撃され逝去したことに触れ、「私自身も本当にショックでしたし、頭の中も混乱しました。その意味では今回の選挙は、想像がつかない展開だった。安倍元総理のご冥福を心よりお祈り申し上げたい」と述べました。勝因については、「1期 6年の実績を訴え続けたこと。そして激動の時代の中で、次の任期を任せられるのは私しかいないということを自信を持ってお伝えしたということ。それとともに、憲法改正や安全保障環境で、大幅な変更の見直しが選挙後に十分可能性がある中で、県民の皆さんのなかに危惧の念があって、そうしたことも多くの皆さんに共感を呼んでいただけたのではないか。そして与党1強だけではだめで、野党が強くなってほしいというリベラル感覚のある信州長野県の素晴らしいご判断をいただいた」と話しました。
 また杉尾候補は選挙戦に訴えたこととして、くらしと命を守る、地域を守る、平和を守るの3つをあげ、「働く仲間と皆さんの声なき声、より弱い立場の皆さんの声に真摯に耳を傾け続け、国政に反映する、実行する、そんな政治活動をしたい」と2期目に向けた決意を力強く述べました。