立憲民主党は8月3日、国会内で参議院議員総会を開き、あいさつに立った泉健太代表は冒頭で、最前列に並んだ新人議員に当選へ向けての取り組みの御礼を述べました。その上で、「もっと多くの有為な仲間とともにこの会場で議員総会を迎えたかったが、大変申し訳なく、また悔しく思っている。その仲間の分までわれわれは一丸となって闘い、一人でも多くの仲間が再び国会に戻ってともに闘う立憲民主党を作っていきたい」との考えを示しました。
さらに、泉代表は、「国会の会期が3日間と短い。国葬に法的な根拠はない。自民党と旧統一教会との関係などもはっきりさせていかなくてはならない」などと指摘し、「おかしいことをおかしいと言えることが民主主義であり、そのことを真摯(しんし)に議論する場が国会だ。できる限り国民の負託にこたえる国会活動に取り組んでいく」と述べました。
水岡俊一参議院議員会長は、「わが会派として7人の新人議員を迎え、新たなシーズンがスタートする。皆さんで顔あわせを行った。心あわせ、力あわせを行い頑張っていきたい」と述べたうえで、「世界の人口比で、29%が民主主義国家、71%が独裁国家となっている。いま民主主義が問われている。きちっとした法体系があり、普通選挙が行われていることが最低条件だが、それだけでいいのか。日本国民で、今の政治に不満がある人は過半数。国会議員が自分たちの思いを汲んでいるのか、国民の苦しみを理解できているのか。私たちに求められているものをしっかりと認識しながら、国民の皆さんと頑張っていきたい」とあいさつしました。