泉健太代表は8月30日、千葉県千葉市で開催された全日本自治団体労働組合(自治労)の第96回定期大会に出席し、あいさつを行いました。

 泉代表はまず、先の参院選挙において比例区・選挙区ともに多大な支援をいただいたことへの感謝を述べたうえで、現在行われている沖縄県知事選挙や来年に予定されている統一自治体選挙に向けて、より一層の支援を呼びかけました。

 また参院選挙総括を踏まえて、党の執行部を新たな体制にしたことを報告し、今回起用した多くのベテラン議員の知見を今後の党運営に活用しつつ、若手の育成にさらに取り組んでいく考えを示しました。

 また、自治体行政を取り巻く課題についても触れ、地方公務員も含めた公務員の自律的労使関係制度の実現、会計年度任用職員の給与水準や労働条件について同一価値労働同一賃金の促進に則った処遇改善を行うべきこと、地方一般財源の総額確保を基本に地方財政の安定・充実強化を図るべきこと──等の必要性・重要性を訴えました。加えて、立憲民主党の政策の軸は常に「生活者目線」にあると紹介しつつ、物価高対策や労働者の待遇改善に、党の全力を挙げて取り組んでいきたいと話しました。