9月8日に広島市で基幹産業労働組合連合会(基幹労連)第20回定期中間大会が開催され、立憲民主党を代表して野田佳彦衆議院議員が出席し、あいさつしました。

 野田議員は、泉代表が来賓として出席を予定していたところ、国会で安倍元総理の国葬に関する閉会中審査が急遽開かれ、泉代表が岸田総理に対し質疑に立つことになったため代理で出席することになったと説明しました。

 そして、今夏の参議院議員選挙を経て、10年ぶりに基幹労連、及びJAM(ものづくり産業労働組合)の組織内議員である村田きょうこ参院議員が誕生したことに心からお祝いを述べるとともに、各地の候補者に基幹労連から推薦、応援をいただいたことにも謝辞を述べました。

 また野田議員が民主党時代内閣総理大臣であった際に、基幹労連フォーラム議員の代表でもあった柳田稔参院議員(当時)が参議院で代表質問に立たれたを時の原稿の草稿を作成したのが、柳田議員の秘書だった村田きょうこさんだったことをつい最近知った、とのエピソードを披露し、「ずいぶん若々しい質問だと思った」と会場の笑いを誘い、「彼女はものづくりの現場、基幹労連の政策をしっかりたたき込まれている、若い世代と女性の声を代弁するスーパールーキー。期待したい」とエールを送りました。

 さらに基幹労連の神田健一中央執行委員長が冒頭挨拶の中でも「期待したい」と表明した「『二大政党的政治体制』構築のため、泉代表のもと8月26 日に発足した新体制で一丸となって挑みたい」と述べ、「働く人たちの立場に立った政治を行うには自民党に対抗するどっしりとした野党が必要。そのためには来年春に行われる統一地方選挙は非常に重要。地方自治体議員には基幹労連の組織内議員も多くいる。皆さんの全員当選および立憲民主党の候補者の党勢拡大に尽力したい」と決意を述べ、挨拶を締めくくりました。

 最後にあいさつに立った村田きょうこ参院議員は、党の広報委員会幹事に就任したことを報告し、「当選させていただいた皆様の声に応え、現役世代の感覚もしっかり届けたい」と表明しました。