沖縄県知事選挙が9月11日に投開票され、立憲民主党が推薦する玉城デニー候補が再選を果たしました。

 投票終了と同時の20時ちょうどの「当選確実」の報を受け、集まった支持者とともに万歳を三唱し勝利を喜び合いました。玉城候補は、2018年の県知事選挙で辺野古基地建設反対を訴えて初当選。今回は2期目の挑戦でした。

 「晴れて2期目のかじ取りを任せていただきました沖縄県知事玉城デニーです」と語った玉城候補は、「新時代沖縄の到来、復帰50周年を迎える沖縄から将来を見通すための政策、誰一人取り残さないための沖縄の実現、貧困問題だけでなく、あらゆる分野・階層において県民の暮らしと生業を支え守ること、さらには平和、米軍基地問題を解決に向けて取り組んでいくこと。その取り組みを1期4年間、県庁職員と一丸となってがんばってきたつもりでその評価を仰がなければならない選挙選だった」と振り返り、「これからも頼むぞという希望を託していただいた結果に、あらためて心から感謝します」と謝意を示しました。

 新型コロナの打撃を受けた経済を回復から成長に向けて施策を前進させていくこと、沖縄21世紀ビジョンと合わせた振興発展の取組み、弱い立場におかれている世代へのセーフティネットの構築、暮らしと医療を守り子どもたちの笑顔を育んでいくことなど、選挙戦で訴えた施策に取り組む決意を述べるとともに、「沖縄の未来を描いていくための基地問題の解決を図っていくこと、そのことについては私はこれまでもこれからも1ミリもぶれることなく、自民の思いを県民と共有して政府に対してその解決を求めていくと同時に、自らもそのことを発信して行動していきたい」と表明しました。