10月19日、全国建設労働組合総連合(全建総連)の第63回定期大会が徳島市内で開催され、立憲民主党「建設技能者の育成を支援する議員連盟」の会長である枝野幸男・前代表が、立憲民主党を代表してあいさつしました。

 枝野前代表はあいさつで、この2年以上の間に猛威を振るった新型コロナウイルスの感染拡大は、世の中に大きな打撃を与えただけではなく、医療機関や、建設国保をはじめとする「命と健康を守る仕組み」がいかに大切なものであるかをあらためて気づかされる出来事であったと話し、これらの仕組みをより一層強化していく必要性を訴えました。

 また枝野前代表は、新型コロナ禍の影響による木材価格の高騰、いわゆるウッドショックに始まり、さらにここ数カ月間の急激な円安によって、この間の資材・原材料の値上がりは急激に進んでいると指摘しました。そのうえで、国民生活にとって欠かせない衣・食・住の一角である「住まい」を支える建設・建築産業が、これら海外事情や為替相場等に影響されることなく仕事ができるよう、産業構造の転換を図っていかねばならないと話し、国政の場にいる自身らもそのために努力を重ねていく決意を示しました。