岡田克也幹事長は11月3日、島根県と鳥取県を訪問し、両県の党県連幹部及び連合幹部と意見交換を行いました。

 日程終了後に記者団からの質問に答えました。両県の党勢拡大に向けてどう取り組んでいくかとの問いに、「まずは来年の統一自治体議員選挙にしっかりと候補者を擁立し、そして議席を増やしていくことが大事。党本部としては、それをしっかりと後押ししていく。また両県とも、立憲、国民、連合との間で協力が取れている県だと思うので、しっかりと連携し、戦い抜いて行ってほしい。力を合わせれば結果は出る」と、答えました。

 北朝鮮のミサイルを発射については、「(ミサイル発射が)続いているし、状況は切迫している。北朝鮮の行為は、国連決議違反でありまったく認められない」と、厳しく批判しました。

 旧統一教会の関係で、被害者救済法案についての4党協議が難航している状況については、「われわれの案はすでに示している。与党側から具体的な案があればお互い歩み寄ることができる。今国会中に成立させることができる」と述べ、政治の責任を果たすよう与党側に求める考えを示しました。その上で、山際前経済再生大臣が、自民党の新型コロナ対策本部長に就任したことに対し、「耳を疑った人が多かったと思う。旧統一教会問題で責任を取って辞任した人が、すぐに党の要職に就く。つまり反省をしていないということだ。岸田総理が党の総裁としてそれを認めたということは、国民を舐めたようなこと。直ちに撤回すべき」と批判しました。