立憲民主党は11月10日、フード連合、さとうきび委員会、全沖縄製糖労働組合、奄美糖業労働組合連合会より、サトウキビ生産振興等に関する要請を受け、意見交換を行いました。要請の内容は、沖縄県・鹿児島県におけるサトウキビ産業は、同地域経済における重要な基幹作物・基幹産業であることにかんがみ、(1)糖価調整制度の堅持、(2)さとうきび増産基金の継続支援、(3)肥料価格高騰に対する継続的支援、(4)サトウキビ生産安定対策支援、(5)台風常襲地域におけるサトウキビ産業への支援──等を内容とするものです。

 要請では、最近の円安や資源・エネルギー価格の高騰に伴い肥料価格が大幅に値上がりしていること、また難防除雑草であるギニアグラスが生育範囲を広げておりその除草作業に多くの時間と手間が費やされていること等、とりわけサトウキビ生産の現場における困難な実情について説明があり、これらについて出席議員との間で活発な意見交換が行われました。

 要請・意見交換会には立憲民主党より金子恵美ネクスト農林水産大臣、近藤和也農林水産部門長代理、徳永エリ農林水産部門長代理、田名部匡代幹事長代理が出席しました。