泉健太代表は2月5日、佐賀市で開かれた立憲民主党佐賀県総支部連合会第3回定期大会に出席しあいさつを行いました。

 泉代表は、「立憲民主党には大臣や総理を経験したベテランから若手まで揃っている」と語り、「ぜひ、これからの立憲民主党に更に期待をしていただいて、政権交代こそ立憲民主党が成し遂げる大事業だということでお力をいただきたい。そのためにもこの地域の中で頑張る立憲民主党の自治体議会に向かう仲間たちの全員当選を勝ち取ろう」とさらなる支援を呼びかけました。また佐賀では衆院の両区ともに小選挙区で議席を獲得しており、党員も多くいることから、「佐賀の組織の強さを学んで、全国に広めてきたい」と述べました。

統一地方自治体選挙の候補予定者たち

 大会では4月に行われる統一地方自治体選挙の候補予定者も紹介され、県議会議員選挙の徳光清孝県議(佐賀市選挙区)、藤崎輝樹県議(佐賀市選挙区)、江口善紀県議(佐賀市選挙区)、下田寛県議(鳥栖市選挙区)、酒井幸盛さん(唐津市・東松浦郡選挙区)、鹿島市議会議員選挙の福井正市議、基山町議会議員選挙の重松一徳町議がそれぞれあいさつしました。

 大会後、会見に同席した泉代表は記者からの質問で、同性婚をめぐり「見るのも嫌だ」などの発言をした荒井秘書官の更迭に関連し、木原官房副長官が「信頼回復に努める」「政権の考えとは相反する」旨の発言があったことについて、「とんでもない発言で、更迭は当然」とした上で、荒井秘書官が周りも同じ意見だといった発言をしていたとして、「政権内、官邸内にそのような考え方があるのか(予算委員会で)問わなければならない」と述べました。さらに総理は口では多様性や包摂というが、予算委員会で立憲民主党から同性婚や選択的夫婦別姓について質問してもほぼゼロ回答だとして、多様性や包摂を尊重するのであれば、制度的に認めていくべきだと述べました。続けて、「多様性を尊重しますと繰り返すだけでは、実際に困っている当事者の方々には何も変化がない」「G7主要国で同性婚や夫婦別氏に取り組んでいないのは日本だけど言っていい。(広島サミットでは)議長国として、基本的な姿勢が問われる」と厳しく指摘しました。

 統一地方自治体選挙に向けて、佐賀で期待することについては、「非常に熱い県連。両国会議員を中心に県民との絆を持っている県連」「連合佐賀とも意見交換をしたが、もっと自治体議員を増やしてほしいという声もあった」「産別からの議員も昔はもう少し多かったが、減ってしまっているという話もあった」と述べ、両者で協力をして人を出し、出てきたらみんなで応援するという枠組みも今日改めて確認できた」「一人でも多くの新しい可能性をもった人物を探し、候補者にしていきたい」「現職、新人も含め全員当選を目指していく」と語りました。