立憲民主党は2月9日、党農林水産部門の下に設置された「森林・林業政策ワーキング・チーム(WT)」(座長・小山展弘衆院議員)の第1回会議を開催し、林野庁より「森林・林業の現状と問題点」についてヒアリングを行いました。

 会議冒頭で小山座長は、「森林・林業についての理解を深めて提言を求めていきたい」と述べ、違法伐採等の問題にも積極的に取り組んでいきたいとしました。会議では今後のWTの運営についての提案もなされ、有識者や関係団体からのヒアリングを行っていくことが確認されました。

 本WTは、2022年12月に「次の内閣」で設置されたもので、政府が進めている「グリーン成長」を実現するための5つの柱、(1)森林資源の適正な管理・利用(2)「新しい林業」に向けた取組みの展開(3)木材産業の競争力の強化(4)都市等における「第2の森林」づくり(5)新たな山村価値の創造――等を検証するとともに、森林・林業再生のための具体的な政策を検討していく予定です。