泉健太代表は2月10日、訪問先の北海道石狩市で、日本銀行の次期総裁として、日本銀行で審議委員を務めた植田和男氏を起用することを政府が固めたとの報道に対して、「想定外の人事だと認識している。ある意味、岸田総理の苦悩が伺える人事ではないか」と述べました。そのうえで、「われわれ立憲民主党としては、『新しい金融政策』という考え方をすでに出している。わが党案との親和性を含めて判断していきたいと思う」と感想を述べました。

 さらに泉代表は、「これまで政府・日銀は、2%の物価上昇だけを言ってきたが、賃金の上昇ということもしっかり踏まえていくようなあり方も考えていくべきではないか」と指摘しました。

 また北海道知事選に立候補予定の池田まきさんについて、どういうところが戦いのポイントになるかとの問いに、「出馬を決意されて今まさに活動を始めたところ。世論調査では現職の知事の支持率は一定程度高くなる傾向はあるが、新型コロナへの対応など、厳格に数字で見なければいけないところもある。全国の都道府県の中で十分対応ができていたのかというところも問われる。池田さんなら道民の皆さんに今の道政でいいのかしっかりと訴えることができる」と述べ、われわれも応援していきたいと答えました。