立憲民主党は3月30日、泉「次の内閣」第25回閣議を国会内で開催しました。
冒頭のあいさつで泉健太代表は、「衆参予算委員会では政府の問題点や大臣のおかしな体質を明らかにできた」と述べ、「GX、入管、防衛3文書と重要な法案が続く。政策面からのチェックを引き続き行っていく」としました。
また、政府が明日31日、少子化対策のたたき台の発表を行うことについて、「児童手当の所得制限の撤廃や育児休業の給付率のアップなど、われわれが言ってきたことが政府与党の中からどんどん出てきている」として、立憲民主党が果たしている役割は大きいと訴えました。
新型コロナウイルスのワクチンに関しては、「3割は廃棄されていることが問題になっている」とし、予算の使い方に無駄がなかったかどうか、またそもそも国産ワクチンを作れなかったことなど、積極的に検証を行っていくと述べました。
■「次の内閣」閣議の報告事項及び審査事項は以下の通り
(1)【報告事項】内閣提出法案「気象業務法及び水防法の一部を改正する法律案」(B法案)について、政調三役会議で審査を行い、賛成となったことが報告された。
(2)【報告事項】立憲民主党・日本維新の会議員立法「公立の義務教育諸学校等の教育職員の勤務環境の抜本的な改善の推進に関する法律案(仮称)」(給特法の見直し)についての経過報告がなされた。(4月5日法案提出に向けて調整中)
(3)【審査事項】内閣提出法案「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律案(フリーランス・事業者間取引適正化等法案)」について、賛成することが了承された。
(4)【審査事項】 内閣提出法案「地方自治法の一部を改正する法律案」について、賛成することが了承された。
(5)【審査事項】内閣提出法案「道路整備特別措置法及び独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構法の一部を改正する法律案」について、修正案を提出し、修正が受け入れられなければ反対することが了承された。
(6)【審査事項】超党派議員立法「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律の一部を改正する法律案」について、賛成することが了承された。
(7)【審査事項】与党議員立法「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律の一部を改正する法律案」について、法案登録することが了承された。
(8)【審査事項】立憲民主党・日本維新の会議員立法「公文書管理法改正案/公文書管理適正化推進法案」について、法案登録することが了承された。