岡田克也幹事長は統一地方自治体選挙前半戦最終日の4月8日、千葉県市川市、浦安市を訪れ、守屋貴子(もりや・たかこ 市川市)、よしい由美(よしい・ゆみ 浦安市)両千葉県議会議員候補の応援演説を行いました。演説会には衆院千葉5区補欠選挙候補予定者である矢崎けんたろう総支部長も参加しました。

 市川駅北口で行われた街頭演説会で岡田幹事長は、「子ども子育て対策が大事であることは岸田総理と共通の認識である」と述べながらも、「どのように財源を賄うのかが抜けている」と指摘しました。岸田総理が子ども子育て予算のために消費増税も赤字国債の発行もしないと宣言しており、社会保険料の上乗せで賄う案が政府内で浮上していることについて「全く理屈に合わない方法だ」と話しました。子ども子育て予算を倍増した場合に年間5、6兆円の予算となり、社会保険料で全てを賄ったら「大変な負担増になる」と述べ、「国民の皆さんに『こういうことをする必要がある、そのために財源をどうするのか』を合わせて皆さんに判断を仰ぐのが政治だ」と話しました。
 また明日の県議選投票日に向けて、「千葉県には千葉県の国と異なる状況がある」と述べ「『与党だから政府が行うことをする』という人ではなく、皆さんの声に耳を傾けて、変えていかなければいけないことをしっかり議論できる県議会でなければいけない」と訴え、立憲民主党の候補者への投票を呼びかけました。

■守屋貴子(もりや・たかこ)千葉県議会議員候補(市川市)
 市川市議会議員を2期8年、千葉県議会議員を2期7年務め、市川市長選挙にも挑戦してきた守屋候補は、「県議会はほとんどが男性、ほとんどが自民党。しっかりと女性の声、そして男性も女性もない多様性を重視する声を守屋貴子に届けさせてほしい」と呼びかけました。

■よしい由美(よしい・ゆみ)千葉県議会議員候補(浦安市)
 浦安市議会議員を2期6年務めたよしい候補は、矢崎総支部長の後を引き継ぎ千葉県議選に立候補しました。学校の教職員不足、信号の設置、保健所、水道等、市議を務めていた当時から寄せられる多くの相談が千葉県の管轄であるため、浦安市と千葉県を繋ぐ役目を果たし、人が繋がる社会を支援したいと立候補の決意を語りました。

■矢崎けんたろう総支部長(千葉県5区補欠選挙候補予定者)
 矢崎総支部長は、守屋候補と熊谷俊人千葉県知事とは民主党時代からの当選同期で連携が取れていると紹介し、「お互い県政で車の両輪と言われている知事と県議会議員の立場で仕事をしてきた仲。明日当選をさせていただいたら、早速明後日から県庁に行って仕事ができる即戦力の議員だ」と述べ守屋候補への投票を求めました。

 自身が務めていた千葉県議の浦安市選挙区を引き継ぐよしい候補については、「ぎりぎりの所を戦っている。あと1歩よしいさんに力をください。皆さんの1票はもちろんのこと、皆さんの周りにも『よしい由美を頼む』と絶対にお願いしてください」と強く支援を求めました。