斎藤嘉隆参院国会対策委員長と福山哲郎、野田国義各参院議員は4月13日、千葉県浦安市、市川市を訪れ、衆院千葉5区補欠選挙に立候補している矢崎けんたろう候補らとともに街頭演説を行いました。4月16日告示の浦安市議会議員選挙に立候補予定の吉村啓治、川野辺のりあき、梅田うめすけ各候補予定者も参加しました。

■矢崎けんたろう候補
 矢崎候補は、今回の補欠選挙が行われる理由について、現職の自民党議員が開いた政治資金パーティーの収入を収支報告書に記載をせず、遊興費に使ったことが報道され辞職したことによるものだと説明しました。パーティー券は国会議員の応援や政策に期待して購入されたものだと説明し、「そのお金を自らのポケットに入れ、活動資金として使わなかった。そのことは、二重の意味で、皆さんへの裏切りで断じて許してはいけない」と強調しました。長期政権による腐敗をなくすためには2大政党で切磋琢磨をすれば「国民の皆さんにとって良い政治、良い社会になる」という考えを示し、「私、矢崎けんたろうはいつか自民党ではない、もう1つの政党で 仕事をして、そしてこの国を変えていきたい、良い方向に変えていきたい」等と訴えました。

■斎藤嘉隆参院国会対策委員長
 斎藤参院国対委員長は、この補欠選挙を行うだけでも数億円の公費からの支出があると述べ、「これだけのお金があったら、この浦安市内の小学校で、先生を50人も60人も増やすことができる」と訴えました。自民党議員の不祥事により選挙が行わることについて、「普通はこういう時は自民党は候補者を出さないんですよ。でも、今回また立候補されているのはとんでもないことだ。反省はないんでしょうか。ぜひ、皆さん、この浦安から千葉5区からまっとうな正しい、真面目な政治をなんとしても実現していかなければなりません」と強く呼びかけました。

■福山哲郎参院議員
 福山議員は、「矢崎さんは、この地域でその事件を起こした方と衆議院選挙を戦われたんです。 7万票も取って残念ながら次点でした」と辞職した自民党議員と矢崎候補が前回の衆院総選挙で議席を争ったことに触れました。さらに福山議員は、「普通は 1番だった人が事件を起こして辞めたら、浦安の方が次に支援したのは矢崎さんなんだから、そんな事件を起こすような方と分かっていたら、1番の自民党に入れた人はひょっとしたら、もうみんな矢崎さんに入れている。そういう可能性も含めて、衆議院選挙で応援した人のご期待も受けて、この補欠選挙を戦っています」と話しました。矢崎候補自身については、「この浦安のことは、県会議員15年やってるので、端から端まで知っています。国会に来ていただいたら、浦安の課題、千葉の課題、そして大きな枠組みとしての課題、日本の課題、 必ず矢崎けんたろうさんは、しっかりとすぐに働き出していただける」と紹介しました。

■野田国義参院議員
 野田議員は、「政治家とは、社会の皆さんのために、国民のために身を粉にして働く。これが政治家ではないでしょうか。自分自身を当然律しながら、そして、人間として高めながらというのが政治家だと思います。この政治とカネの問題が起こった千葉5区からこの問題をぜひとも止めさせようではありませんか。矢崎けんたろうさんとともに立ち上がって、もっともっとオープンで、フェアでクリーンな政治を作っていただこうではありませんか」等と演説しました。

梅田うめすけ浦安市議会議員候補予定者
川野辺のりあき浦安市議会議員候補予定者
吉村啓治浦安市議会議員候補予定者