野田佳彦衆院議員(党最高顧問)、蓮舫参院議員は4月20日、衆院千葉5区補欠選挙に立候補している矢崎けんたろう候補を応援するために、千葉県浦安市のJR新浦安駅前で開かれた街頭演説会であいさつし、矢崎候補への支援を訴えました。

 矢崎候補は、「毎日まじめに仕事をして、暮らしている皆さんが報われる社会にしたい。公平公正な社会にしたい。そのためにはこの選挙に勝たせてもらわなければならない。岸田政権は国民を向いて政治をしているのか。国民の声が分かっているのか。防衛費の増額も、少子化対策もそう。物価高対策についても、私たち野党は早く経済政策をと求め訴えていたが、今年3月まで先送りされた。国民の方を見ていない岸田政権の政治を止めなくてはならない」と述べ、是非私に1票を託してほしいと訴えました。

 矢崎候補はまた、「この場所で16年間、何度も訴えさせてもらった。この戦いは私一人の戦いではない。私の後ろにはこんなにも多くの皆さんがいる。そのことに胸を熱くし震えている」と、会場に駆け付けた支持者らを前に感謝を述べました。

 蓮舫参院議員は、「なぜここ千葉5区で補欠選挙が行われているかと言うと、自民党の薗田議員が、政治資金パーティで集めたお金を無かったことのように収支報告書に虚偽記載し、実はそのお金を遊興費、交際費として使い、政治資金規正法で有罪になったからだ。こんなことはおかしい、絶対に許してはならないと声を上げてほしい。だからこそ矢崎けんたろうを使ってほしい」と述べ、自民党による政治とカネの問題を終わらせるため矢崎候補への支持を訴えました。

 「今の岸田政権の方向、増税・負担増の方向、防衛費倍増の方向、こうした流れに対し、自民党おかしい、公明党おかしいという皆さんの声を矢崎けんたろうに寄せていただければ、私たちはしっかりと国会で皆さんの声を代弁して戦っていきます」と語り、この補欠選挙でどうか勝たせてくださいと求めました。

 野田衆院議員は、「補欠選挙と言うのは、欠員を補うために行う選挙だ。それにかかるお金は民主主義のコストと言うが、ここ千葉5区で行われる補欠選挙にかかるお金は民主主義のコストと言えるのか。政治とカネの自民党の不祥事であり、税金の無駄遣いではないか。本来なら自民党は頭を下げなくてはならないが、反省が全く見えない。その反省がないのであれば、お灸をすえなくてはならない」と指摘し、矢崎候補を当選させて、自民党にお灸をすえようと訴えました。

 司会は馬場雄基衆院議員、芳井由美元市議が務め、長浜博行参院議員(参院副議長・県連顧問)、奥野総一郎衆院議員(県連代表)をはじめ、青柳陽一郎、伊藤俊輔、鎌田さゆり、源馬謙太郎、近藤昭一、手塚仁雄、中島克仁、本庄知史、谷田川元、山崎誠各衆院議員、多くの国会議員らが参加し、それぞれ矢崎候補の必勝のため、いっそうの支援を求めました。

 また統一地方自治体選挙の浦安市議選に立候補している、梅田うめすけ、川野辺のりあき、吉村啓治各候補も、ともに支持を訴えました。