立憲民主党は、6月8日、泉「次の内閣」第34回閣議を国会内で開催しました。
泉健太代表は冒頭、入管法改正案が8日、参議院法務委員会で可決されたことについて、「大きな危機感を抱いている。論戦の中で国会のルールに基づいて最大限の戦いを行うということでさまざまな方法で国民の皆さまに訴えを続けてきた」とし、「正しい人権感覚を持った政治の力を増やしていかなければならない」と訴えました。
また、LGBTQなど性的少数者への理解増進を目的とする議員立法について、2021年に与野党が合意した内容から後退した自民党・公明党案、維新の会・国民民主党案に対しては、「当事者を無視した法案が進められようとしていることは極めて遺憾」と述べました。
そして、「民主主義と熟議の国会を取り戻すために、皆さんと力を合わせていきたい」との決意を示しました。
■「次の内閣」閣議の報告事項及び審査事項は以下の通り
(1)【報告事項】本日、「電気料金高騰対策(提言)」を経済産業大臣に手交したとの報告がなされた。
(2)【報告事項】立憲民主党政策「健康保険証の存続を求める要請(案)」について、厚生労働省に申し入れを行うことが報告された。
(3)【報告事項】「次の内閣」での議員立法審査について、成立させるものは6月1日(本日)、それ以外のものは6月8日(本日)が期限であることが報告された。
(4)【審査事項】立憲民主党政策「活気に満ち醍醐味ある霞ヶ関と官僚の優化に向けて」(公務員制度改革PT提言)が了承された。
(5)【審査事項】日本維新の会・国民民主党議員立法「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律案(LGBT法案の維新・国民案)」について、反対することが了承された。
(6)【審査事項】立憲民主党議員立法「保護者等による自動車内への子ども等の置き去りの防止に関する法律案(日本版ホット・カー法案)」について、賛成することが了承された。
(7)【審査事項】立憲民主党議員立法「SDGs基本法案(持続可能な開発の目標の達成に向けた諸施策の総合的かつ一体的な推進に関する法律案)」について、賛成することが了承された。
(8)【審査事項】立憲民主党議員立法「国家財政おけるPDCAサイクル確立のための法案」について、賛成することが了承された。
(9)【審査事項】立憲民主党議員立法「消費税の逆進性を緩和するための給付付き税額控除の導入等に関する法律案」について、賛成することが了承された。(p105~112) (10)【審査事項】立憲民主党議員立法「再審制度改革のための刑事訴訟法の一部改正案」について、法案登録することが了承された。
以 上