岡田克也幹事長は6月10日、埼玉県春日部市、さいたま市岩槻区を訪れ、衆院埼玉16区(さいたま市岩槻区、春日部市、吉川市、北葛飾郡松伏町)の三角そうた総支部長と意見交換会、演説会に参加しました。

 三角総支部長は街頭演説で、「収入の事情で結婚したくてもできない皆さんが、希望すれば結婚できる環境整備をしていかなければならない」と訴えました。この対策として三角総支部長は、「働き方の見直しをし、年を重ねてもお金がしっかりと稼げる展望が描ける社会を築いていかないといけない」と述べ、非正規雇用を正規雇用に切り替えることが必要だと主張しました。

 岡田幹事長は街頭演説で、昨年の12月に岸田政権が国にとって重要なことを2つ決めたと述べ、1つはエネルギー政策の大転換であり、原発を最大限活用する方針に転換したことを挙げました。岡田幹事長は、「国の政策の大きな転換であり、それを簡単に決めていいはずがない」と岸田政権の姿勢を強く批判しました。また、岸田政権が防衛費を5年間で2倍にする方針を示したことについて、「5年ではなくて8年間でやったらそこに余裕が生まれますよ。そのお金を子育てに投入すれば全体として回ってくる」と訴えました。岡田幹事長は、「今もし解散があったとしたら、私は増税隠し、負担の隠し解散だと思う。そういう正直でないやり方で政治をやっていたら、どんどん政治の質が落ちていく」と指摘しました。