泉健太代表は6月25日、群馬県高崎市で開催された党群馬県連の定期大会に参加し、県連代表の後藤克己群馬県議会と共に講演であいさつしました。

　泉代表は、21日に閉会した通常国会を振り返り「立憲民主党で良かった、立憲民主党をこれからも伸ばそうと思えたのが今回の通常国会ではなかったか」と述べました。自民党に任せると物価高で国民生活が厳しくても防衛増税を訴えることになってしまうことを指摘し、「この国の政策の優先順位が高いのは、 確かに安全保障も大事だけど、国民生活ではないですか。これからの国を担うのは若い世代ではないですか、子どもたちではないですか。そういうことを訴える勢力が必要だというときに立憲民主党があるのではないですか。だから、私たち立憲民主党は、この国の予算の重点を変えて、防衛だけじゃないんだ、少子化対策、子育て支援に教育予算を使うべきだ、国民が元気でなければいけないのではないか、年金生活を含めた皆さまの可処分所得を増やす政策に力を入れねばならないのではないか。こういうことを言ってるのが立憲民主党ではないですか」と強く訴えました。続けて泉代表は、「皆さんだからこそ、私たちはこの日本の政治に存在する価値がある。だからこそ、それを広げていかねばならない」と出席者に呼びかけました。

　大会終了後に泉代表は記者団からの取材に応じ、群馬県においても次期衆院選に向けて公認予定候補が不在の空白区、特に県都である群馬１区の擁立作業は急ぎたいと意欲を示しました。