東京都内で7月7日、全国建設労働組合総連合(全建総連)による「7.7賃金・単価引き上げ、予算要求中央総決起大会」が開催され、立憲民主党「建設技能者の育成を支援する議員連盟」の会長である枝野幸男衆院議員が連帯のあいさつを行いました。

 枝野議員はあいさつで、新型コロナウイルス感染症が5類に移行して通常の経済活動に戻りつつある中、建設業界については、建材や設備価格の高騰によって大変厳しい状況が続いていることに憂慮を示し、政府が資材・物価高騰対策にさらに取り組む必要性を訴えました。

 また、建設労働者の賃金を取り巻く状況について、「日本が『まっとうな資本主義』の下にあるならば人手不足の環境において賃金が上がるはずなのに、今はそのようになっていない」と指摘し、建設労働者の賃金が物価高騰を踏まえた適正水準となるよう、政治の立場からも環境整備のために力を尽くしていく決意を示しました。

 集会には枝野議員の他、泉健太代表、辻󠄀元清美つながる本部長代理、小宮山泰子国土・交通部門長、吉田はるみ衆院議員が出席しました。