岡田克也幹事長は7月8日、兵庫2区の舩川治郎総支部長と神戸市兵庫区にある湊川商店街と兵庫駅前で街頭演説を行いました。

 舩川総支部長は冒頭、商店街の前で演説していると「医療費なんとかせいや、年金なんとかせいや、子や孫を何とかしたってや」など「しんどい声」を多く聞くとして、それらは「少子高齢化が進んでしもたからや」と指摘。「根本的には安心して結婚できる、安心して子どもを産める社会をつくる」ことが必要であり、そのために「不本意な非正規雇用で、安定したお金がない」状況を「何とかしたい」と訴えました。

 その上で、「今まの政治家に任せていたら生活がもっと苦しくなっていく」として、だからこそ「民間企業から、インターネットを使った事業を起業し、そして政治の世界へと立ち上がった」と熱い決意を述べました。また長年、地道に政治活動をした結果、「ポスターと実物が違うと、よう言われるようになったけど、魂はますます強くなっていく」と話したところ、集まった皆さんから拍手が沸き起こりました。

 岡田幹事長は、「皆さんからお預かりした税金に、優先順位をつけて使っていくのが政治」「国民の皆さんにそれを説明し、納得してもらうのが政治」だと強調し、「防衛費倍増」などの「説明から逃げている岸田政権」を批判。その上で、民主党政権から自民党政権に変わった「失われた10年」で少子高齢化がさらに進んだとして、「規制改革の名の下に、不安定な働き方に変えてきた自民党政権」、さらに「自民党の右の人たちの考え方に近い維新」による政治を「変えていきましょう」と訴えました。