泉健太代表は7月15日、米山隆一衆院議員が長岡市で主催した集会で講演し、立憲民主党への支援を求めました。

 講演の中で泉代表は「政府は、教育予算を増やすわけでもなく、子育て予算を先送りし、数字ありきで防衛費だけを急激に伸ばした。これはぜんぜん皆さんの生活を見ている予算ではない」と政府の姿勢を問題視し、「地域を大事にする。そして若者が地域から出ていってしまうような政治を変えられるのは米山議員だ」と、期待を寄せてほしいと訴えました。

 米山議員は「1回生の野党議員でも仕事はできる。誇りを持ちたい。政権をとったらいろいろなことができる。政権交代を実現したい」と意気込みを語りました。

 泉代表は、講演会終了後に記者の質問に答え、コメントしました。

 講演のなかで衆院選の時期について10月と言及したことを踏まえ選挙に向けてどのような戦いを進めていくか問われ、「数カ月先送りにはなったとはいえ、10月ということであれば、本当に間もない選挙となります。立憲民主党としても候補者擁立と、各地での活動を、国会閉会中であっても、とにかく全力を尽くして支持拡大を図るよう、全国に求めていく」と述べました。

 岸田政権とのどのような違いを訴えていくか問われたのには、「講演でも話しましたが、電力料金やガソリン代も上がっていく状況だと思いますので、やはり生活が第一です。そして人に対する施策、教育の無償化などの子育て政策といった、岸田政権が後回しにしている点を私たちとしては訴えて戦っていく」と語りました。