岡田克也幹事長は7月17日、浜松駅前で源馬謙太郎衆院議員と街頭演説を行いました。

 源馬議員は、今国会で提出したインターネット投票を可能にする法案など、野党が良い法案を作っても与党に無視されていると語り、さらに、東日本大震災の復興財源を防衛費にあてる政府の法案が成立するなどの現状を説明。政府与党が行き過ぎた時にブレーキをかけられるよう民主政治を回復し、政府の権力を抑制する役割を果たしていくと述べました。野党が強くなることで政治に緊張感をもたらし、改革を実現することを目指していると訴えました。

 また、以前は政権交代で問題が解決するという期待があったが、現在はそれが薄れていることを自覚していると述べ、若い世代に再び野党の改革政党としてのイメージを持ってもらうために、立憲民主党は前面に立ち、大きな転換点に向かうための新しい改革を、政権を担った経験豊かな先輩たちとともに、新しい世代の議員で目指していくと述べました。

 岡田幹事長は源馬議員の訴えを受け、阪神淡路大震災の自社さ政権での反省をもとに、民主党政権下で起きた東日本大震災では自衛隊の派遣決定を早く行ったこと、野党自民党公明党がバラマキだと批判した子ども手当が今になって実施されようとしていることなどを挙げました。

 また、防衛費増額について、日本を取り巻く環境の変化から防衛費を増やすことに一定の理解は示すものの、子ども関係政策と、高齢者政策を挙げ、限られた予算の中で配分と優先順位を議論し国民の納得を得る必要があると指摘しました。