7月23日、日本肝臓病患者団体協議会(日肝協)主催の「第11回世界・日本肝炎デーフォーラム」が東京都内で開催され、小宮山泰子衆院議員が立憲民主党代表してあいさつを行ないました。

 世界保健機構(WHO)が毎年7月28日を「世界肝炎デー」に決めたことを受け、厚生労働省は同日を「日本肝炎デー」と定めました。日肝協は毎年フォーラムを開催し、ウイルス性肝炎に対する問題意識を高めるとともに、正しい知識を普及することにより、ウイルス性肝炎の感染防止、検査の拡充、肝臓病に対する適切な治療の重要性、患者に対する差別・偏見の解消を目的とし、肝炎問題に関する啓蒙活動を実施しています。

 小宮山議員は「肝炎対策基本法が成立したのは2009年の民主党政権時代。今、立憲民主党に集っている議員の中には難病にり患している議員もおり、当事者がいるからこそ政治の中で問題を身近に感じることが出来る。今後とも皆様に寄り添って声を上げ続けてまいりたい」と述べました。

 フォーラムの第1部では、日肝協、厚生労働省肝炎対策推進室、全国B型肝炎訴訟原告団、薬害肝炎全国原告団をはじめ、「知って肝炎プロジェクト肝炎対策広報大使」の徳光和夫氏らがあいさつを行いました。第2部では、西アフリカのブルギナファソから招へいされた、国立研究機関センターの研究員らのほか、各種団体の出席者との活発なパネルディスカッションが行われました。