立憲民主党埼玉県総支部連合会(埼玉県連)は8月21日、大宮駅東口で「全国女性キャラバン」街頭演説会を開催し、西村智奈美代表代行らが応援にかけつけました。
高木真理参院議員は、今年発表されたジェンダーギャップ指数で日本は過去最低の125位になったことを紹介し「政治分野では女性議員の数が少ない。当事者がいることで議会に当事者の声が届く。立憲民主党は女性の声の届きやすい日本にするため、女性議員を増やしたいと全国で訴えている」と全国女性キャラバンの活動を説明。女性の声が反映される日本を目指して女性の代表を国会や地方議会で増やしたいと女性議員を増やす活動への協力を訴えました。
埼玉県連代表の小宮山泰子衆院議員は、日本では旧態依然とした政治を引きずっているため、すでに若い世代は受け入れている人権や環境などの新しい価値観に政治が対応できていない、日本の政治が遅れているから日本で新しい経済や価値観が生まれないのではないかと語りました。さらに昨年の参院選挙で埼玉選挙区で高木参院議員が誕生したように、全国で国民や市民の声を政治に届けるために仲間を増やしていきたいと話しました。
西村代表代行は、女性首相が誕生し議会でも女性が半分を占めるノルウェーやスウェーデンの子育て政策や、数年前にラガルドIMF専務理事が来日した際に女性の参画を進めることで日本はもっと経済的に成長すると話したことなどを紹介しました。さらに、DV防止法は女性の国会議員が超党派で力を合わせて法律を作った、女性でも声をあげて政治を動かすことができる、立憲民主党といっしょにあなたの声で政治を動かそうと呼びかけました。
司会は民部佳代ふじみ野市議が務め、熊谷裕人参院議員、たけまさ公一、すぎむら慎治、三角そうた各総支部長、泉津井京子県議、佐伯加寿美、相川綾香、永井里菜各さいたま市議、末吉美帆子所沢市議、本田麻希子朝霞市議、木本麻由江戸川区議が参加しました。街頭演説会と同時に、女性議員を増やすにはどうすべきかを尋ねるシールアンケート調査も行われました。また、街頭演説会に先立ち「LGBTQ理解増進法の概要と課題について」と題する研修会も行われました。