立憲民主党は9月4日、議員会館内にて、中央競馬及び地方競馬場の厩舎で働く方々で構成される全国競馬産業労働組合連合会(全国競馬連合)より、「インボイス制度導入の再考を願う要望書」を受け取り、意見交換を行いました。

 要望は、厩舎労働者の生活を賄う貴重な収入となっている中央競馬及び地方競馬における競馬賞金(進上金)について、インボイス制度の導入により厩舎労働者に更なる課税負担が生じかねないことから、その再考を求める内容のものです。とりわけ厩舎現場においては長時間労働が常態化し、また社会保障すらままならない状況において、さらなる課税負担は厩舎全体の経営や人的リソースの提供が損なわれ、ひいては公営競技としての競馬の円滑な開催が損なわれかねない事態であるとされています。意見交換会ではこれらの内容について全国競馬連合側から説明があった後、出席議員との間で活発な意見交換が行われました。

 要請・意見交換会には大島敦企業・団体交流委員長、海江田万里税制調査会顧問、末松義規企業・団体交流委員長代理、落合貴之、櫻井周、松木けんこう各衆院議員、小沼巧、熊谷裕人、柴慎一各参院議員、あべ祐美子衆院東京3区総支部長が参加しました。

全国競馬連合要請.pdf