泉健太代表は10月17日、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校およびS高等学校の部活動「N/S高 政治部」が開催した「野党3党の代表と考える『野党の役割』」にゲスト講師として出席し、生徒からの質問に答えるQ&Aセッションを行いました。司会はLINEヤフー株式会社代表取締役会長で「N/S高 政治部」顧問の川邊健太郎氏がつとめました。

 生徒たちからの「野党の役割」「野党に厳しい目が向けられている」といった質問に対し泉代表は、英国の事例などを紹介し「この国にもう一つ政権交代可能な政党をつくるかどうか」「政権交代が当然というような国にできるかどうか」が必要だと生徒たちに呼びかけました。また、野党の役割は「与党が言えないことを、はっきりと言うことによって、論戦のテーマを提示」することだと強調。児童手当の所得制限撤廃や旧統一教会被害者救済法などの例を挙げ、「政策を実現することもできる」と応じました。

 Q&Aセッションの後、最後に泉代表は生徒たちに対し、「日本の将来は衰退していると散々聞かされていると思う」と指摘した上で、「一人ひとりには大きな可能性がある」と強調。「日本は決して衰退する国ではない」と述べ、「人と産業を育て、日本を伸ばしていく」との決意を表明し、そのために「一緒にがんばりましょう」とメッセージを送りました。