泉健太代表は10月23日、岸田総理の所信表明演説後に国会内で記者団からの取材に応じました。

 泉代表は、所信表明演説の冒頭で岸田総理が「変化の流れを絶対に逃さない」と述べたことについて、「世論はガソリン減税をしてほしいと言っている。この流れをつかんでほしい」と求めました。また、経済対策が遅れていることは、「総理の人災だ」と述べました。防衛増税などの増税をするのに減税という言葉だけを表に出そうとする岸田総理の真意を代表質問や予算委員会でただしていく考えを示しました。

 昨日投開票だった衆参の補欠選挙について、「岸田政権に対し経済をどうにかしてほしいという声が大きくなっている結果だ」とし、「国民に届く経済対策を真剣に考えるべきだと強く訴えていきたい」と力を込めました。

 本会議終了後に岡田克也幹事長、安住淳国会対策委員長とともに野党各会派にあいさつまわりをしたことについて、「選挙の結果を確認し、論戦に向けて共に取り組もうと一致をしてきた。旧統一教会の法案について与党と協議を求めたり、経済対策で政府の考え方をただすことは共有できた」と話しました。

 補欠選挙の結果について受け止めを問われると、「国民の、地方のマグマが溜まっていることを改めて実感した結果だ。宮城県議会議員選挙も自公過半数割れと本当に全国各地で岸田政権に対するマグマがたまっている。だからこそ、その思いに応えるという意味で、私たちも野党議席の最大化に向けて努力をしなければならない」と述べました。