立憲民主党は11月15日、東京・JR有楽町イトシア前で「街頭対話集会」を開催しました。泉健太代表をはじめ、国民運動局長の森本真治参院議員、同局長代理の岸真紀子参院議員、同副局長の宮口治子・村田享子両参院議員が参加し、集まった皆さんから寄せられた質問に答えました。

 「街頭対話集会」は、日本の「ものづくり」産業を支える製造現場や建設現場で働く仲間の皆さんのあいさつである「ご安全に!」との村田参院議員による掛け声でスタート。「賃上げは総理が言うから」ではなく、「労使の交渉によって決まるもの」だとして、村田参院議員は労働組合の必要性を強調。また、女性の国会議員が少ない現状を踏まえ、岸・宮口両参院議員とともに、立憲民主党は「子育てや介護をしている女性議員を増やすためサポートをしている」と訴えました。岸議員も、自治体職員時代の経験を交え、「男女間格差」の問題を指摘。宮口議員も、障がいをもつ子どもの子育て経験を交え、悩みを抱える人の「声を聞く力」が必要だと訴えました。

 続けて森本衆院議員が、集まった皆さんにマイクを渡し、質問を募集。女性からは「男尊女卑の感覚が残っている地域で育ってきた」、高校生からは「友達の家庭ではお父さんの方が偉いと聞いたことがある」、単身赴任中の男性からは「物価が上がっていて子どもを育てるのにもお金がかかる」といった声が寄せられました。岸・宮口・村田の各参院議員は、「女性に子育てを押し付けるのではなく、社会全体で子育てを支えていく必要がある」と応じました。

 最後に泉代表がステージに上り、「岸田政権の支持率が下がっている。こういう時にはやはり、日本に政権交代が必要だという思いを皆さんと共有したい」とアピール。「皆さん、今の自民党政治を変えようではありませんか」と呼びかけました。その上で、男性から「政権交代への本気度」を問われた泉代表は、「一日も早く政権交代を目指します」と強調し、そのために「候補者を大、大、大募集しています」と応じました。さらに、今まで自民党を応援してきたという女性から「泉代表、ぜひ政権を取ってください」と求められた泉代表は、謝意を述べつつ、集まった皆さんに「ありがとうございます。一緒にがんばりましょう」と呼びかけました。