青柳陽一郎フリーランスWT座長、落合貴之副幹事長らは11月30日、フリーランスユニオンより、「インボイス制度実施の延期、廃止を求める要請」を受け、意見交換を行いました。

 要請は、10月に導入されたインボイス制度がフリーランスで活動している人たちの活躍の場や安定的な収入、生活を脅かしている現状を訴えるもので、代表者からは、インボイス制度下における業務委託者の立場の弱さや、相談できる窓口の少なさ、実際の取引停止の事例等、多くの具体的な問題が挙げられました。これに対して参加議員からは、国会における制度の審議状況や、対策活動の成果、制度の導入経緯や報道の問題等、多角的な意見が発せられ、相談体制の強化など現行制度下での改善、さらにはインボイスの廃止などに取り組んでいくとの発言がありました。

 要請・意見交換には、櫻井周政務調査会副会長、井坂信彦同WT事務局長、古賀之士経済産業NC副大臣、柴慎一政務調査会長補佐各参員議員が参加しました。

フリーランスユニオン声明文.pdf