源馬謙太郎国際局長は1月25日、武力紛争予防ためのグローバルパートナーシップ(GPPAC)とピースボートが主催した院内集会「ウクライナ、ガザ、そして世界の紛争に向き合う:地域に根差した平和構築の実践例から」に党を代表して出席しました。

 この会議は、アジア、太平洋、中東、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカなどでGPPACに関わる約50名のNGO関係者、平和構築・紛争予防の実践や研究に関わる専門家と各政党国会議員が集まり、世界の紛争を予防するために果たすべき役割について議論するものです。

 冒頭、吉岡達也GPPAC理事長・ピースボート共同代表は初めての国際運営会議の開催の意義を述べ、「ガザ、ウクライナだけではない。国際社会が行動しなければならない。一度武力紛争が起こってしまうと、これを止めるのは不可能に近い。コフィ・アナン元国連事務総長が世界の紛争の解決には、解決から予防していかないといけないと提唱していた。国連を含めた世界のネットワークを活用して、紛争が起こる前に予防することが重要だ」と訴えました。

 源馬局長はアメリカン大学大学院で国際平和と紛争解決学を専攻し、外務省の外部委託専門家としてカンボジアに派遣された経験を紹介し、「議員になったきっかけの一つが紛争予防。現在外務委員会の理事を務めているので、日本が果たせる役割を理想論だけではなく、現実的にどう紛争を防ぐかについて、最大野党の一員として、しっかりと取り組んでいきたい」と発言しました。