立憲民主党は2月29日、泉「次の内閣」第50回閣議を国会内で開催しました。

 冒頭のあいさつで泉健太代表は、同日、自民党の裏金問題を受けて開かれた衆院政治倫理審査会(政倫審)に、現職総理として初めて出席した岸田総理総裁に対して、「(自民党の)聞き取り調査の説明をしに来ただけで、やってる感を出すだけ。まったくの時間の無駄だった」と強く批判。岸田総理総裁が2022年に7回も政治資金パーティを開催していたことを野田佳彦衆院議員に追及され、「(パーティーを)在任中はやることはないと考えている」と答弁したことに対し、「今までやり続けてきたことが問題なわけで、何ら今回の解明であるとか、今後の体質改善に資するものではなかったことが残念」と述べました。
 その上で、「立憲民主党、特にわれわれの政策に国民の関心が高まりつつあることを感じている。ここまで積み重ねてきた政策をあらためて世の中に発信していく」と決意を述べました。

1.報告事項

【議員立法登録】

(1)令和六年度出産・子育て応援給付金に係る差押禁止等に関する法律案(超党派議員立法) 《登録を報告》

【議員立法の提出について】

(2)地域在来品種等の種苗の保存及び利用等の促進に関する法律案(ローカルフード法案) 《法案を提出することを報告》

2.審査事項

【議員立法審査】

(1)旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律の一部を改正する法律案 《了承》

【予算案審査】

(2)令和六年度一般会計予算・特別会計予算・政府関係機関予算 《反対の方向で一任》

【内閣提出法案等審査】

(3)所得税法等の一部を改正する法律案 《反対の方向で一任》

(4)地方税法等の一部を改正する法律案 《反対の方向で一任》

(5)地方交付税法等の一部を改正する法律案 《賛成の方向で一任》

(6)持続可能な地方税財政基盤の確立及び大規模災害等への対応に関する件(総務委員会決議) 《調整を含め一任》