泉健太代表は3月2日、「部落解放同盟第81回全国大会」の2日目に来賓として出席し、あいさつを行いました。

 泉代表は、3月1日に予算委員長の解任決議案を本会議で審議している最中に、自民党の裏金問題をただす政治倫理審査会と、さらには予算委員会の開催を強硬に決定したことを受けて、与党の国会対応を痛烈に批判しました。また「自民党の政策形成には金の影響力が介入している」と指摘し、政治改革や公平な社会の実現を訴えました。

 そして「人権が尊重される国づくりのためには、まだまだ各種法改正が必要である」と述べ、人権確立社会の実現を目的に活動を続ける部落解放同盟との連帯を表明するとともに、4月に行われる補欠選挙に勝利し、政権交代を目指す意欲を示しました。

 部落解放同盟の西島藤彦委員長は、大会初日の主催者あいさつで「国連が作成した人権の法制度確立に向けた実践ガイドブックの日本語版の普及」「ネット上にはびこる差別撤廃のための『プロバイダー責任制限法改正案』の推進」「『狭山事件』が抱える3つの裁判闘争の勝利」を訴えました。

 大会には岸まきこ、小沢雅仁両参院議員も出席し、支援を呼びかけました。