立憲民主党は3月7日、国会内で泉「次の内閣」第51回閣議を開催しました。
泉健太代表は冒頭、舞台が参議院に移った国会審議について「自民党の姿勢がより一層悪化した。政治倫理審査会(政倫審)について呼びかけても自民党は受けず、衆議院も含めて解決とは程遠い状況だ」と指摘した上で、一度は政倫審に出席の意向を示しながら発言が二転三転した下村博文議員の例を挙げ、「衆議院での予算通過の際、国対は干渉せず本人の意思で政倫審に出席し弁明できるという話だったが、自民党ではいまだにおかしな圧力や忖度が続いている。問題を起こした自民党自らがこの問題について語るつもりがあるのか、それが唯一の争点と言ってもいい」と厳しく批判しました。
その上で、「緊張感の続く国会だが、積極的な論戦に期待したい。自民党の後ろ向きな姿勢をもっと世の中に伝え、国民の皆さんに見てもらおう。そのことをしっかりと訴え、発信していきたい」との決意を述べました。
1. 報告事項
【内閣提出法案(B分類)審査結果報告】
(1)裁判所職員定員法の一部を改正する法律案 《賛成》
(2)奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案 《賛成》
2. 審査事項
【内閣提出法案審査】
(1)特定防衛調達に係る国庫債務負担行為により支出すべき年限に関する特別措置法の一部を改正する法律案 《一任》
【議員立法審査】
(1)令和六年度出産・子育て応援給付金に係る差押禁止等に関する法律案(超党派議員立法) 《賛成》